特殊紙印刷について

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特殊紙印刷について、知っていただきたいこと

特殊紙と一口にいっても、色・柄・風合いなど、それぞれに異なった個性を持っています。そのため、紙の性質やインキとの相性、印刷についての注意点など、制作前に知っていただきたいことがあります。

UV単色カードオフセット機と活版印刷機で印刷します。

UVとは紫外線(Ultraviolet=UV)のことです。紫外線を照射することで硬化乾燥するインキをUVインキといい、UVインキを使用する印刷方式をUV印刷といいます。紫外線により一瞬でインキが固まるので、普通の印刷物はもちろん、一般のオフセット印刷(油性インキ)や、インクジェットプリンター、レーザープリンターでは印刷できない特殊紙にも印刷できます。

活版印刷とは、画線部(印刷する部分)が凸状で、非画線部(印刷しない部分)が凹状の印刷版を利用する印刷方式です。版に凹凸があるため、圧を強く印刷すれば用紙に凹みが出て、オフセット印刷には無い魅力として名刺やポストカードなどで活版印刷が見直されています。

ベタ印刷・グラデーション印刷には不向きです。

ベタや図柄の印刷面積が大きいデザイン・全面の断ち落としデザイン・グラデーションを使用したデザインは、紙質によっては印刷できない可能性があります。

2辺以上に塗り足しのあるデザインには不向きです。

余白なしの印刷ができますが、2辺以上に塗り足しがある場合、デザインによっては印刷できない可能性があります。
また、仕上がり線ぎりぎりに配置された図柄などは印刷が切れてしまうことがあります。特に文字などは仕上がり線よりも内側に配置する必要があります。

印刷色は特殊紙の紙色・質感などの影響をうけやすく、 紙によって色の見え方が変わります。

銀色の紙に白インキは、はっきりと白に見えます。 金色の紙に白インキは淡いピンクに見えます。   赤色の紙に白インキはピンクに見えます。
 
ホログラムは印刷色を通して輝いて見えます。 繊維が透けて見えます。    

同じインキで印刷しても、紙色や模様、輝き方などによって見え方が違ってきます。
たとえば、ホログラム紙やメタリックな銀色の紙にインキが乗ると、紙の色が透過して見えるので、白い紙に印刷する色よりも薄く感じたり、明るく感じたりします。
また、黒などの濃い色の紙に白インキを乗せると、真っ白ではなく、薄グレーのような色に見えたりします。
また、しこくてんれいなど、華と呼ばれる繊維が入った紙などは、印刷時に繊維の影響がでます。

エンボスの深い部分は、インキが入らないためヌケが生じる場合があります。

岩はだ・きらびき・マーメイドなどエンボス加工された、表面に凸凹のある紙はヌケやムラが生じる場合があります。図柄や文字などが欠ける場合がありますが、これも紙の特徴ですので、ご了承ください。
※小さな文字や図柄は、ヌケが生じると読めなくなりますので不向きです。