こんにちは。miyaです。
先日12月4日(土)は12月の活版ワークショップでした。
いつもレポートが遅くなり申し訳ございません。
今日は1週遅れの11月分レポートです。
11月27日の活版ワークショップは、
いつもの活版スペースが諸事情により使用できなかったため、
普段は駐車スペースになっている1F表側を、活版ブースとして使用しました。
広々です。
27日も、午前中2名様、午後2名様のご参加でした。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。
午前中は、「時間貸しコース」のかたお一人と、
「名刺サイズ」のかたお一人で、両名とも油性インキを使っての印刷でした。
時間貸しコースのかたは、以前弊社のワークショップに参加いただいていて、
2度目の手フートだったので、インキの調色後はサクサクと印刷を進められていました。
文字デザインのご自身の名刺を刷られたので、作品はお見せできませんが、
「手作り感がいい」と、ご満足いただけていました。
もうお一人は、2版のデザインですが、
わざと2版の見当をずらして印刷されていました。
メタリックなブルーと、鈍い水銀色の三角形がきれいに並んでいます。
途中から、表に2版刷るのではなく、
表裏両面に1色ずつ刷るなど、いろいろと試して楽しんでいただけました。
表と裏に刷ると、また違うイメージになりました。
午後からは、
カリグラフィー(文字を美しくデザインすること)を教えておられるかたと、そのお連れのかたのお二人でした。
ご自身が作ったフォントではがきサイズにデザインされたものを刷られました。
同じデザイン・色でも、
刷る紙によって、全然違うイメージになります。
こちらは、「e」の文字部分だけ切り離して、後から印刷しました。
切り離したことによって版の面積が小さくなり、圧がかかって「e」の部分が特に凹んでいます。おわかりいただけるでしょうか。
バーコも体験していただきました。
狙い通り、いい感じにぷくっと盛り上がってくれました。
今回のワークショップでも、多くの発見をさせていただきました。
「この紙には合わないだろうな」と思った紙でも、
実際刷ってみると意外に良かったり、その逆もあったり。
ワークショップのたびに、私たちも新しい可能性を発見させていただけるので、すごく楽しいです。
自分達が楽しむだけじゃなく、ご参加いただいた皆さんも楽しんでいただけると幸いです。
文字デザインと活版。
テキスタイルと活版。 …等々
可能性はたくさんあります。
12月4日のワークショップでも、
また新しい可能性に出会えたので、
後日レポートしたいと思います!
また長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
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