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色の見え方

色の見え方[同色]

色の見え方[白]色の見え方[色]に続いて、
今回は「同色の紙×インキ」の見え方についてご紹介します。


[スミインキ×黒い紙色]


黒色同士の組み合わせの場合、インキとの光沢の差で効果的な表現ができます。

プライクのようなマットな質感にはインキの光沢がでて、反対にLKカラーなど光沢のある質感にはインキがマットになります。
どちらも一見すると印刷が見えづらいですが、光の当たり方できらっと見えます。

ニューウェブロンカラー(黒)もマットな紙質ですが、凹凸の影響もあってか、かなり見えづらくなります。用紙選びには注意が必要です。

左:スミインキ×プライク(ブラック) 右:スミインキ×LKカラー(黒)

 


[白インキ×白い紙色]

白×白、かなり見えづらい組み合わせですが、
用紙の質感をうまく選べば、ちょっと上質な仕上がりになります。

トレーシングに白インキは通常では見えづらいですが、
背景に色を置いたり、光に透かすと結構はっきり見えます。
スタードリームのようにパール感のある用紙の場合は、
白インキが紙のきらきらを隠蔽してマットな白を引いた感じになります。

紙色は真っ白なものよりは、モーヴやオパールのような偏光パールの入った用紙の方が白インキが映えると思います。
ただし、見る角度によっては文字や細かい図柄などは見えづらいですのでご注意ください。

左:白インキ×クラシコトレーシング 右:白インキ×スタードリーム(モーヴ)

 


[標準色インキ×同系色紙色]

インキと紙色を同系色にするとまとまりがでます。

ももいろやきみどりインキなどはかわいらしく、
ブラウンインキなどは上品で落ち着いた印象に。

ポイントはインキ色より淡い紙色を選ぶこと。
色が近すぎると紙色となじんでしまい、文字を読ませるには見づらくなります。

その他同系色の組み合わせで、金インキ×金の紙色・銀インキ×銀の紙色では金・銀らしい発色・輝きは感じられにくくなります。用紙によっては黄土色やグレーのような発色になりますので、この場合は箔押し加工をおすすめします。

左から、ニューウェブロンカラー(濃茶)×ブラウンインキ
マーメイド(もえぎ)×きみどりインキ
OKミューズラフィーネC(空)×みずいろ・Y(黄)インキ
ケンランキラ(キラモモ)×ももいろインキ
ケンランキラ(キラウグイス)×Y(黄)インキ

 


 

同色系、特に黒×黒、白×白の組み合わせは仕上がりが想像しづらいので
少しハードルが高いかもしれませんが、きっと目を魅く印刷物になると思います。

ぜひ、参考にしてください。

色の見え方[色]

前回、色の見え方[白]で白インキの見え方についてご紹介しましたが
今回は標準色インキの見え方についてご紹介します。


[標準色インキ×濃い紙色]

黒い紙にピンクのインキ、きっとかわいいと思います。
でも、濃い紙色に対して標準色インキは、ほぼ期待する発色は得られません。
うっすらと見える程度だったり、ほとんど存在が消えてしまったりします。
濃い紙色には、スミや特別色(金・銀・白)をおすすめします。

左から、ももいろインキ×羊毛紙/ニューウェブロンカラー(黒)
ネイビーインキ×ミランダ(ホワイト)/ニューウェブロンカラー(紅)
ブラウンインキ×リアクション(ホワイト)/ニューウェブロンカラー(焦茶)

 


[Y(黄)インキ×新バフン紙]

薄い色の用紙でも、組み合わせによっては注意が必要です。
黒など濃い紙色への印刷のような、印刷部分がほとんど見えなくなってしまうようなことはありませんが、紙色が濃くなるにつれてかなり影響を受けて見え方が変わってきます。隠蔽力が弱いため、紙の繊維も透けて見えるのが分かります。

紙色との組み合わせによっては様々な色が表現できそうですが、文字や細かい図柄などは見えづらくなりますのでご注意ください。

新バフン紙 各色

 


[重ねてみる]

紙色の影響を受けるということはインキ同士も影響し合います。
印刷を重ねることで、もう1色見せることができます。

シビアな見当合わせが必要なデザインの場合は対応が難しくなりますが、多少のズレを活かせるデザインでしたら、おもしろい表現ができるのではないでしょうか。
マゼンタのような濃いインキ(100%)だと重なりの効果が分かりにくいですが、アミにすれば表現できそうです。

左から、スペシャリティーズ ホログラムNo.750×M(紅)・Y(黄)インキ
マーメイド(スノーホワイト)×みずいろ・ももいろインキ
ペルーラ・エッグシェル(スノーホワイト)×みずいろ・Y(黄)インキ

▼こちらもご参照ください。
【印刷実験】色と色を重ねてみたら

 


 

濃い色同士の組み合わせで発色は期待できなくても、用紙によっては効果的な表現ができることもあります。
プライクのようなマットな質感にはインキの光沢がでて、
反対にLKカラーなど光沢のある質感にはインキがマットになり、
一見、印刷が見えづらいですが光の当たり方できらっと見えます。
ぜひ、参考にしてください。

色の見え方[白]

印刷の際、インキの発色は紙色の影響を受けます。
特に白インキは濃い紙色へ使われることが多く、紙色の影響をより受けやすくなります。
そのため、「真っ白な発色にはなりません」とお伝えしていますが、
どの程度の発色になるかは紙色や質感などによっても変わります。

インキ×紙色×質感の色の見え方について、今回は白インキの見え方をご紹介します。


[白インキ×クラフトリプロライナー]


少しくすんだ色みになりますが、柔らかな発色でナチュラルな印象です。
細い線もきれいに印刷できますが、小さすぎたり細い文字などは少し読みづらくなります。
裏面はチリなどがあり、文字は読みづらくなりますので
スミやブラウンインキなど濃い色がおすすめです。

 


[白インキ×スペシャリティーズ]

白インキの発色の違いが出やすいスペシャリティーズ。
紙色だけでなく質感の違いによっても見え方が変わります。

左から、ペット No.358-N(カナディアンレッド)はかなりピンクに近い発色。
ペット No.314-G(ゴールド ラミー)はアイボリーのような色み。
ペット No.314(シルバー ラミー)ははっきりと白の発色です。
アルミ No.210(つや消しシルバー)も白の発色ですが、マットな質感の影響でNo.314に比べると優しい印象です。
ホログラム No.750はブルーからピンクに輝き、印刷部分は少し黄みよりに感じます。
※ラミーはツヤあり(鏡面)です。

 


[白インキ×紙いろいろ]

光沢のあるシルバー系の用紙には比較的はっきりとした白になりますが、
黒い用紙の場合はグレーっぽい発色になります。
紙色が薄くなると、紙色になじんでしまってかなり見えづらくなります。
文字がメインとなる場合にはおすすめできませんが、背景の模様などには効果的に使えそうです。

左から、マーメイド(黒)・スタードリーム(チタン)・GAファイル(ブルージーン)
クラフトリプロライナー・新バフン紙(くも)・ファーストヴィンテージ(リネン)
オフメタルLP(銀)

 


 

真っ白に発色しない、というのはマイナスだけではありません。
紙色によってはミルキーでやさしい発色になるので
ファーストヴィンテージやマーメイドなどカラフルな紙色との組み合わせはとてもかわいい発色になります。
(図柄によっては見えづらくなるので、ご注意ください!)

ぜひ、参考にしてください。

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