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ひとりごと

Crane Lettra

Yです。

前回お話した「Crane Lettra」のご紹介です。
Made In USAの100%コットン紙で、レタープレスペーパーと名乗るだけあってアメリカでは定番の銘柄です。
日本には正規輸入されていないようですので、試験的にごく少量を輸入してみました。

厚みと紙の色が各3種ありますが、その中から4種類を選びました。
手前の赤みが強い方がPearl White、奥がFluorescent Whiteです。

 Crane Lettra 110# Pearl White  300GSM  紙厚 約540μ
 Crane Lettra 110# Fluorescent White  300GSM  紙厚 約540μ
 Crane Lettra 220# Pearl White  600GSM  紙厚 約1050μ
 Crane Lettra 220# Fluorescent White  600GSM  紙厚 約1050μ

GSMとはgrams/sq meterのことで、米坪(g/㎡)と同じ意味です。
110#は四六判換算で<258>になります。
220#は110#を合紙していますので、その倍の厚みです。
サイズはインチ規格で8.5×11インチ。長辺がA4サイズより約18㎜短いため、名刺やハガキを一般的なサイズに断裁する時は取り都合が悪くなります。

第一印象は普通のコットンペーパーと同じで、特別変わったところはありません。
紙の素材感を意識させるテクスチャは存在感はありますが主張しすぎることは無く、デザインの個性を引き立ててくれることでしょう。
テスト刷りのインキは、週末に遊びに行った川で見た緑の草木が印象的だったのでPANTONE 7746に決定。軽めの印圧から強印圧まで試します。
通常のインキ盛り量では、印圧を掛けても裏抜けはしませんでした。
余談ですが、以前に国内で入手できる水彩画用のコットンペーパー(銘柄忘れた…)に印圧を掛けて刷った時に裏抜けして困ったことがありました。
(その時はオフセット用のインキを使っていたことも関係あるかもしれませんが)

私の知るなかに紙厚1mmの100%コットンペーパーはありませんので、220#(600GSM)への深押しを楽しみにしていたのですが、普段使っている1mm厚の亜鉛版ではレリーフ深度が不足気味です。
違う高さの金属版もありますが、メタルベースやローラー高との関係もありますので思案中です。
もちろん通常の印圧なら困ることはありません。
名刺用には少し厚いかな。
また、前回も書きましたが、はがきサイズで約10gになりますので私製ハガキとして使うと切手代がかさみます。(80円)
ウェディングやレストランなんかの小型グラフィックス向けですかね。
在庫限りでキャンペーンは終了しますので、ぴったりの用途がひらめいた方はお早めに。

お問い合わせはこちらからどうぞ

次回は手フート印刷機を使った活版ワークショップのご案内です。お楽しみに。

アートっぽいことなど

こんにちは、しろです。今日は特殊紙印刷とは違うお話。

■京都国際マンガミュージアム、入館者100万人突破したらしいですねー。
海外の方も多くて、漫画好きの外国人と一緒にいくとすごい興奮してて怖いくらいです 笑
ここは、すきなだけ漫画が読める!しかも芝生に寝転びながらでもオッケー!というのを
よく言われてますが、個人的には紙芝居がおすすめです。(当然、漫画読めるも魅力なんですが)
昔ながらの紙芝居のおじさん、20歳こえてはじめて見ましたが、見てたら子供に戻ります。
すんごいパワフルで、めちゃくちゃ面白いです。しかも型抜きとか水あめなんかもある!!!!!
ワークショップとか特別展も、おもしろいんですよー

詳しくは→ http://www.kyotomm.jp/

■大学時代、京都の鴨川沿いにあるドイツ文化センターでドイツ語を習っていたのですが
そこが改修工事をして、「ゲーテ・インスティテュート・ヴィラ鴨川」に変わるそうです。
アーティスト レジデンスとして、ドイツから様々なアーティストを3ヶ月間招聘するとか。
正直なところ、かなり好きな場所だったので改修工事はさびしいのですが、
これからはまた面白い試みが増えそうで注目しています。
元々、ドイツ語書籍の図書室も併設されていたのですが、今後は蔵書のコンセプトが
以前よりも芸術関係にシフトするみたいなので、これもたのしみ。
しかもカフェができるらしいー!ドイツ菓子とか…ドイツ好きにはたまりません。
ビールとかアルコール類は…さすがにないかな……?

詳しくは、こちら→ http://www.goethe.de/ins/jp/kam/jaindex.htm

■フンデルト ヴァッサーの建物も平面作品(主に版画)も大好きなので、
ニュースなんかで「大阪の無駄遣い」の筆頭に挙げられる舞洲ゴミ処理場の映像を見ると
本当に悲しい気持ちになります。ヴァッサーの考えていることが全く伝わらないまま、
ただの奇抜な装飾のごみ処理場としか思われていない感じが切なすぎます。
もういっそのこと、ウィーンみたいに超まちなかに作ればよかったんじゃないの…
(いま開発中の大阪駅前とか!)
ヴァッサーは、木版画なんかだと日本の版画の職人さんと一緒に制作していることが多く、
「百水(フンデルトヴァッサーという名前の日本語訳)」という落款を押してます。
後は、刷りや版づくりの職人さんの落款も押されてて、
版画作品そのもの以外のところでも楽しめます。
ウィーンにはたくさん建物があって、ヴァッサーの美術館もあります。
しかも、壁から床までぜーんぶ曲線で出来ているんですよ。植物もいっぱい。窓もいっぱい。
かーなーり!!!おススメです。ウィーンに行く機会がある方はぜひ!!

まいど 活版部(仮)です!

Yです。

活版部(仮)オープニングキャンペーンのお知らせです。

その① (数量限定)アメリカから直輸入した100%コットン紙
      
「Crane Lettra」を選べる

      直輸入品です。ひょっとして国内初登場かも?
      Crane Lettra 110# Pearl White  300GSM  紙厚 約540μ
      Crane Lettra 110# Fluorescent White  300GSM  紙厚 約540μ
      Crane Lettra 220# Pearl White  600GSM  紙厚 約1050μ
      Crane Lettra 220# Fluorescent White  600GSM  紙厚 約1050μ

      ※用紙の詳細はあらためてご案内します。
      ※220♯は110♯を合紙したものです。はがきサイズで約10gになりますので
       私製はがき用途の場合、切手代が80円になります。
      ※オリジナル未発表のデータを入稿できる方、及び刷り上った作品のWeb掲載をご了解
       いただける方を対象とさせていただきます。(個人情報は画像修正して伏せます)

その② (人数限定)活版ワークショップに無料ご招待

     活版ワークショップに初めて参加する方を対象とした入門編です。
     手動式の手フート印刷機と版画用水彩インキ、樹脂版を使用します。
     (参考)社員対象で開催したワークショップの様子はこちら

     ※オリジナル未発表のデータを入稿できる方、及び刷り上った作品のWeb掲載をご了解
     いただける方を対象とさせていただきます。(個人情報は画像修正して伏せます)

(ご応募の詳細につきましてはあらためてご案内させて頂きます。応募者多数の場合は当社規定により決定します。)

お見積りについて

ご希望の用紙と数量をお聞かせいただき、デザインを拝見した上でお見積りさせて頂きます。
(デザインの内容によっては本来1版のデータを2版に分けて刷る方が良い場合もあります)
仕上がりのイメージや印圧に関するご希望もお聞きしながら印刷機の選定、用紙の取り都合を決めて積算しますので何卒ご了承ください。

お見積りはこちらから

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