こんにちは、miyaです。
3月26日に開催された、
『活版ワークショップin大阪』のレポートです。
まず、前回お見せできなかったエンボスについて紹介したいと思います。
①「鳥」です。
②「肉球」です。
※画像では裏面のデボス(凹)面が写っています。
活版ワークショップでは、印刷以外の加工(エンボスやバーコ、箔押し)も
体験していただけます。この日も、とても喜んでいただけました。
(以下 各作品の個人情報部分はぼかしてあります)
午前中は、2名様とも名刺サイズの印刷でした。
こちらは、1版での印刷で、黒1色(写真下)と、
黄・青・緑の3色(写真上)のレインボー印刷で印刷されました。
レインボー印刷は、手フートのインキ板に、何色かのインキを置き、
ローラーを上下させることで色が混ざり合い、グラデーションを表現する手法です。
色を混ぜ合わせたインキ板がきれいです。
はじめは赤・青・黄・緑の4色で試していただきました。
そこからご自分で、3色のきれいなグラデーションを作って刷られていました。
こちらは名刺サイズ2版のデザインです。
文字部分を黒で、
ラインと指差しマークは、金色と黄色を混ぜて調色して刷られました。
名刺など、文字や線が主体のデザインでは、
線がくっきり出るタイプの樹脂版を使用します。
今回もその樹脂版を使用しましたが、深く凹んだ出来上がりをご希望でしたので、
●手フートの圧胴を固くセッティングし、
●印圧も少し強めにかけられるように設定し、
●クッション紙で印刷しましたので、
活版らしい出来上がりでした。
※強すぎる印圧は、機械に負荷がかかりすぎますので、印圧はナビゲータが設定させていただきます。
偶然にも、用意していたエンボスの版が
「肉球」と「鳥」でしたので、午後のお2人のデザインとリンクしていました。
特に、名刺を刷られたかたは鳥のエンボスをかなり気に入られて、
刷り上がったすべての名刺に加工されていました。
レポートを読んでいただき、ありがとうございました。
活版ワークショップで体験できる、
手フートでの活版(樹脂凸版)印刷、エンボス、箔押しなどは、
今週末(4/16)のオープンハウス 体験・相談会「紙、いいかも」でも
体験していただけます。
詳しくは「なに活」のHPこちら→http://kappan.did.co.jp/2011/03/416.html を
ご覧下さい。
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