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番外編:PIED TYPEのこと

みなさんこんにちは、ハチ太です。
本日は弊社発行のZINEをご紹介したいと思います。
こちら内容は活版印刷のお話となっております。
ブログ名は「UV印刷+特殊紙×Your Design」ですが、番外編ということでひとつお付き合いください。

UV×Designを運営しております株式会社大同印刷所ですが、実は活版印刷にも力をいれているのです。
1937年、もとは活版印刷を生業に創業した弊社。時代の流れとともに一度は活版から離れたものの、12年ほど前に「なにわ活版研究所」を立ち上げました。
現在は「なにわ活版印刷所」と名を変え、大阪市北区で日々奮闘しております。

そんななにわ活版印刷所、通称「なに活」では少々マニアックなZINEを発行しています。

かっこいいデザイン。

名前は PIED TYPE 、「ひっくり返してごちゃまぜになった活字」という意味だとか。
現在はvol.4まで発行中、それぞれ活版と活字に関するお話が特集されています。

それぞれの特集について、少しだけご説明。

創刊号はアメリカのレタープレス特集!
なに活所長がアメリカ修行中に巡った印刷所のうち、3カ所がクローズアップされています。
気になる方はこちらからご購入いただけます。

創刊号。木活字と並べるといい感じ。
エネルギッシュでかっこいいデザイン。

vol.2のタイトルは「Who KILL the Printing Type?」
消えゆく活字の未来を、実際の事例から考える一冊となっております。
vol.2の販売ページはこちら

vol.3はダントツのマニアック度!
アメリカのタイプデザイナー、フレデリックW.ガウディによる論文……を、日本語訳したもの。内容は&(アンパサンド)について、朝倉紀子さんの訳でお届けします。
このマニアックさ、他では手に入らないんじゃないでしょうか。
そんなvol.3はこちらからご購入いただけます。

様々な形の「&」がとってもかわいいです。

vol.4は、アメリカのフォントベンダーP22 Type Foundryによって製作されたドキュメンタリー作品、「Making Faces」の解説冊子となっています。
「Making Faces」ではジム・リマーによる活字製作の工程を徹底解説。
用語や技法の解説に加え、日本では馴染みの少ない機材の解説も追加しております。ガウディの書体についても言及されているので、ぜひともvol.3と合わせて見ていただきたいところ。

vol.4は「特典映像付き」と「冊子のみ」の二種類あるのでご注意ください!

vol.4(特典映像付き)はこちら
vol.4(冊子のみ)はこちらへどうぞ。

ご紹介したZINEはprismショップにて絶賛発売中です。
気になった方はぜひのぞいてみてくださいね!
以上、ハチ太からのご紹介でした~。

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