UV印刷+特殊紙×Your Design
黒い紙と小口染め
黒い用紙に赤い小口染め。
ようやくサンプルが完成いたしました。
自信作ができるまで、ちょっぴり苦労いたしました。
ムラになったり、発色が鈍かったり、中まで染みこんだり…
ようやくレシピが完成しましたので、ご注文の受け付け開始します!!!
作ってみたいよーというに方には、サンプルをお送りします。
詳しくは、なに活のブログへどうぞ。
http://kappan.did.co.jp/2012/04/edge-painting.html
※用紙の銘柄によっては、事前の加工テストが必要になることがあります。
※数に限りがございますので、誠に申し訳ありませんがご応募は小口染めをご検討されている方に限らせていただきます。
自由に選べるセット 特殊紙紹介
Fukuです。
ご好評いただいている、自由に好きな特殊紙を5種類組み合わせることができる
セレクトパック[自由に選べるセット]。
ハガキサイズも登場していますが、今回は名刺サイズに新たに追加した
まだUV×Designでは通常では取り扱っていない特殊紙をご紹介します。
現在はセレクトパックだけの取り扱いですが、人気があれば通常の取り扱いに増やしていきます。(前回からは、ペルーラエッグシェル・GAファイル・コルドバが通常取り扱いになりました。)
また、他にも使ってみたい、気になる紙があればコメント欄やtwitter などで教えてくださいね。[自由に選べるセット]に登場するかもしれません。
前回の未掲載用紙紹介はこちら→https://uv.did.co.jp/wordpress/paper/paper-2_5743/
使用済み割り箸のリサイクル繊維(10%)を使った未晒クラフト紙。ファーストヴィンテージと比べると色はオークをもう少し濃くした感じで、繊維はそれほど多くないように感じます。
細かい“しぼり”の手揉み和紙の質感を再現した紙。和紙のイメージですが、しっかりとしたハリのある手ざわりです。裏面も表面ほどではないですが、しっかりとエンボスがあります。
あたたかみや優しさを表現することができるパッケージ用紙。Uとは非塗工の表面仕上げ。温かみのある手ざわりで、このセットでは利用できませんが空押しと相性が良さそうです。
見た目のインパクトは一番ではないでしょうか。
19ミリ四方のレンズのようなホログラムが並び、自分を映せば名刺サイズで約15人の自分が並びます。断裁によって柄の見え方は異なります。
セレクトパック[自由に選べるセット 名刺サイズ]はこちらから
ベタ面の多いデザインは印刷できないこともありますので、ご了承ください。
色の見え方・参考
こんにちは。桜も少しずつ咲いてきて春らしくなりましたね。
今日は暴風警報が出るほどの荒れ模様らしいですが、
せっかく咲き始めた桜が散ってしまわないように願うばかりです。。。
今日は、色のついた紙にインキを印刷するとどうなるか??というお話。
真っ白な紙に黄色いインキで印刷すると、当然ですが印刷面は黄色くなります。
(厳密に言うと、青白い紙、黄みがかった紙など、
同じ「白」い紙でも少し発色は違うのですが)
では、黄色いインキで水色の紙に印刷するとどうなるでしょうか???
水色の紙の上では、黄色いインキは紙の影響を受け、緑色のような発色になります。
一番右の黄色いインキと一緒のはずが、水色の紙(左)で印刷すると、
真ん中のように黄色いインキが緑色になりました。
このように、インキの発色は紙の色に影響を受けます。
スミインキや銀インキは他のインキに比べると、比較的紙の色を隠ぺいしてくれますが、
ホログラムの紙など、種類によっては微妙に紙の色が透けて見えたりします。
今回は水色の紙なので、黄色のインキも緑に発色しつつ見えていますが、
これが黒い紙に黄色のインキ、となると、
黄色っぽいニスを印刷したようになってしまい、あまり印刷したとは分かりません。
どうしても黒い紙に黄色を発色させたい!という場合は、下地に白を印刷して、
その上から黄色を印刷すればいいのです。
ですが!!!!!!
残念ながら、UV×Designで使用している印刷機は単色機で、
シビアな見当合わせに不向きな機械ですので
下地に白を刷って黄色く発色させよう!という事ができません。
全てというわけではありませんが微妙に版ズレが起きてしまい、
下地の白がちょっと顔を出してしまいます。
あえて版ズレを楽しむデザインなら良いのですが…
そんなわけで、小ロット対応のできる小型単色機を使用している都合上、
対応ができない場合もございます。
もしかするとお客様のご希望に沿えない場合があるかもしれません。
その場合は、代替案を提案させていただいたりしています。
この紙でこの発色はできるのかな?という疑問点があれば、
問い合わせフォームからお問い合わせください。
簡単な事ならtwitterで質問していただいてもOKですよ。
実際の印刷ではなく、データで作っているのであくまでも参考ですが、
インキの発色イメージは下記のような雰囲気だと思っていただければと思います。
クリックで拡大します