UV印刷+特殊紙×Your Design
活版ワークショップin大阪/2月
miyaです。
いつも遅くなってしまい申し訳ございません。
2月19日の活版ワークショップレポートです。
午前中の2名様は、それぞれ滋賀県と石川県から来られました。
「活版ワークショップin大阪」には大阪府外のかたもいらっしゃいます。
名刺サイズ1版で、楽譜入りの名刺です。(個人情報はぼかしてあります)
バーコ(盛り上がり)印刷を気に入られていました。
バーコは、印刷後インキが乾く前に特殊な粉を振りかけ、熱を加えることでプクっと盛り上がる加工で、ワークショップで体験いただけます。
こちらはハガキサイズ2版で、色にこだわって2パターン印刷されました。
星☆模様のギザギザが活版印刷と相性良く、いい感じにヘコんでいました。
午前中のお二人は弊社でのワークショップ終了後に、当時大阪で開催されていた「活版エキスポ1」というイベントに行かれ、活版づけの1日をすごされたようでした。
午後のお2人は、ともに名刺サイズ1版の印刷でした。
花の線画イラストの名刺です。
線がくっきり出るタイプの樹脂版を使用したので、
狙い通り、きれいに線が表現できました。
モスグリーンや焦げ茶などの渋い色で印刷され、
かわいい絵柄との組み合わせが絶妙でした。
かわいいデザインの名刺です。
四角く縁取られたデザインなので、位置が少しでもずれると
ゆがみが目立ってしまいます。
ナビゲーターのtokuさんが調節に苦労していましたが、
うまく位置を合わせられたようでした。
こちらはピンクやオレンジなどの明るい暖色で、 パール調の紙などにも印刷され、
前述のお客様と対照的な作品でしたが、どちらも かわいく印刷できていました。
また、
箔押しやエンボス加工なども体験していただきました。
こちらで用意したデザインでの体験になります。
ゴールド箔の三ツ星☆☆☆や、鳩のエンボスなど…
うまく撮影できたものが無く、ご紹介できないのが残念ですが、
今後のレポートで紹介して行きたいと思っています。
レポートを読んでいただきありがとうございました。
今週土曜日もまた活版ワークショップがあります。
ご参加いただくみなさまに楽しんでいただけるよう がんばりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。
ポストカード展に出展します(^o^)
tokuです。
今回、3月30日~4月4日に開催される「~トニカク文字イリ~ポストカード展in関西」に
出展する事になりました。
詳しくはこちらをご参照下さい。→http://j-laf.org/2011/02/-in-2.html
中崎町という私も大好きな場所で開催されます。
私たちは「Prism」という名前で出展します。
きらきらした紙に印刷したポストカードや、活版で印圧をかけた味わいのあるポストカードなど、
いろいろご用意しております。
くすっと笑える面白いものもあります。
ご興味のある方はぜひぜひお越し下さい~(^^)/
活版ワークショップ
こんにちは、miyaです。
2月に入って、ちょっと暖かい日があった…かと思えば寒さが戻ったり、安定しない気候ですね。
風邪やインフルエンザなどにかからないよう気をつけたいです。
もう去年のことになってしまいましたが、
12月の活版ワークショップのレポートです。
年賀状シーズンとういうことで、午前の部も午後の部も
みなさんがはがきサイズの 印刷でした。
名刺サイズがいらなかったので、はがきサイズの用紙を15種類用意しました。
紙の説明などを描いたカードといっしょにディスプレイしています。
紙の特徴や刷り心地など、
miyaとtokuさんの経験からコメントを書いたカードを作りました。
この日の参加者は、午前中2名、午後2名の計4名様です。
午前中の2名様は、
手書きイラストの2色刷りと、シラカバの風景をイメージした2色刷りのデザインを刷られました。
こちらは、網点のマゼンタの版に、茶色の線画を重ねて刷る感じなのですが、デザイン上で網点のコントラストを強めたり 、表面がつるつるのペット紙に印刷するなど、網点の濃淡がきれいに出るよう工夫しました。
こちらは、青のベタ面上に黒で枝と幹の模様を重ねて刷るのですが、
このとき新発見がありました。
背景の青のベタ面をきれいに刷るためにいろいろと調整したのですが、いざ黒の版を重ねてみるとベタ面がムラ無く刷れたものより、ムラになってかすれたものの方が、雰囲気がでて、寒空の中のシラカバの風景がすごくきれいに出来上がりました。
このベタ面は、1版だけでは全然ダメな刷り上がりなのですが、上から版を重ねることでガラっとイメージが変わり、驚きました。
午後からは、2名様とも年賀状を刷られました。
こちらの年賀状は、鳥獣戯画のうさぎのデザインです。
(個人情報はぼかしてあります)
色もきれいで、くっきりとうまく印刷できました。
こちらは、背景に花模様のあるデザインの年賀状です。
このように全面に絵があるデザインでは、樹脂版1版の面積が大きくなるのであまりヘコまない のですが、「ヘコませたい!」とご要望がありましたので、
背景の花模様にまじっているウサギを5カ所だけ版から切り抜き、後から位置を合わせ刷ることで、ウサギの部分だけヘコませて印刷しました。
(樹脂版が全面だと圧が分散されるのですが、切り抜いたウサギの部分は面積が小さいので圧が分散されないのでヘコみます)
この日も、いろいろなデザインが見られて、お手伝いできて楽しかったです。
レポートを読んでいただきありがとうございました。
今週末19日(土)には今年初めての活版ワークショップがあります。
久しぶりなので緊張しますが、楽しみです。