UV印刷+特殊紙×Your Design
活版ワークショップのお知らせ
Yです。
				大変お待たせして申し訳ありませんでした。
				活版ワークショップのご案内です。
				活版部(仮)のオープニングキャンペーンにつき、無料ご招待です!
【ワークショップの概要】
				活版ワークショップに初めて参加する方を対象とした入門編です。
				手動式の手フートで、ご自身でデザインしたハガキか名刺を印刷する半日のワークショップ
				です。
				用紙、インキ、樹脂版を当社で用意いたしますので、当日は手ぶらでOKです。
				汚れても構わない服装でお越しください。
				(参考)社員対象で開催したワークショップの様子はこちら
				
【ポイント】
				1台を貸し切ってお使い頂けますので、一人で思う存分作品作りをするもよし、友人と一緒にワイワイ刷るのもOKです。1台あたり最大3名までがおすすめです。
				機械は2台ありますので、6名グループまでのご応募が可能です。(時間の制約上、1台につき1デザイン1色刷りを推奨します)
				版画用水彩インキを使いますので、手についたインキは簡単に洗い流せます。(服につくと×)
				また、樹脂版を使いますので、線画や網のイラストなど自由なデザインを刷ることができます。
				標準コースは樹脂版の製版から体験していただきますが、刷りに集中したい方にはあらかじめ樹脂版を用意しておきます。
				ご興味がありましたらレインボー印刷やバーコ印刷など変わった印刷手法にも挑戦してみてください。
				

【データ作成時のご注意】
				・オリジナル未発表のデータに限ります。
				 (刷り上った作品をWebに掲載させていただく事があるため)
				・1台につき1デザイン1色刷りを推奨します。それ以上でもOKですが、定刻に終了しますので
				 ご了承ください。
				・網も使用可ですが、用紙の種類によって再現性は変わります。
				 線数は100線以下をおすすめします。
				・ベタは避けた方が無難です。
				・塗り足し不可です。
				・見当合わせは手作業ですので、完全には合わないとお考えください。
				・掛け合わせは不可です。
				・ワークショップ当日の1週間前までにご入稿いただき、当社がフィルム製版を致します。
				 この時、デザインの内容によっては変更をお願いすることがありますのでご了承ください。
				
				【用紙について】
				ハーフエアコットン<180>、クッション紙0.5㎜をご用意する予定です。
				
				その他、当社の在庫品のなかからもお選びいただけます。(銘柄指定は不可)
				
				どうしても試したい銘柄がある方は用紙を持ち込んでいただくか、有料になりますが
				当社で手配も可能です。
				
				【インキについて】
				版画用水彩インキの青、赤、黄、白、金、銀を用意する予定です。
				自由に練って調色なさってください。
				
【開催日時】
				2010年9月18日(土)午前の部 9時~12時
				              午後の部 14時~17時
2010年9月25日(土)午前の部 9時~12時
				              午後の部 14時~17時
【開催場所】
				株式会社大同印刷所 2F
				〒531-0076 大阪市北区大淀中3丁目8-11
				TEL 06-6453-2041
				地図
				最寄り駅はJR環状線 福島駅から徒歩約12分です。
※お車でお越しのお客さまにお願い
				当社に駐車場のご用意はございません。付近のコインパーキングは台数に限りがありますので、公共交通機関のご利用をおすすめします。
【ご応募の締め切り】
				2010年8月31日メール到着分まで
【当選発表】
				応募者多数の場合は当社規定により決定します。
				当選者のみ9月3日までにメールでご連絡致しますので、参加者全員の氏名をお知らせ下さい。(落選者にはご案内致しません)
【ご応募について】 
				ご応募の受け付けは終了しました。
				当選者のみ9月3日までにメールでご連絡致します。
				※2名または3名のお申し込みは、印刷機1台の割り当てになります。
				※参加者全員のお名前は当選後にお伺いさせていただきます。
				個人情報保護方針
Crane Lettra
Yです。
前回お話した「Crane Lettra」のご紹介です。
Made In USAの100%コットン紙で、レタープレスペーパーと名乗るだけあってアメリカでは定番の銘柄です。
日本には正規輸入されていないようですので、試験的にごく少量を輸入してみました。

厚みと紙の色が各3種ありますが、その中から4種類を選びました。
手前の赤みが強い方がPearl White、奥がFluorescent Whiteです。
 Crane Lettra 110# Pearl White  300GSM  紙厚 約540μ
 Crane Lettra 110# Fluorescent White  300GSM  紙厚 約540μ
 Crane Lettra 220# Pearl White  600GSM  紙厚 約1050μ
 Crane Lettra 220# Fluorescent White  600GSM  紙厚 約1050μ
GSMとはgrams/sq meterのことで、米坪(g/㎡)と同じ意味です。
110#は四六判換算で<258>になります。
220#は110#を合紙していますので、その倍の厚みです。
サイズはインチ規格で8.5×11インチ。長辺がA4サイズより約18㎜短いため、名刺やハガキを一般的なサイズに断裁する時は取り都合が悪くなります。
第一印象は普通のコットンペーパーと同じで、特別変わったところはありません。
紙の素材感を意識させるテクスチャは存在感はありますが主張しすぎることは無く、デザインの個性を引き立ててくれることでしょう。
テスト刷りのインキは、週末に遊びに行った川で見た緑の草木が印象的だったのでPANTONE 7746に決定。軽めの印圧から強印圧まで試します。
通常のインキ盛り量では、印圧を掛けても裏抜けはしませんでした。
余談ですが、以前に国内で入手できる水彩画用のコットンペーパー(銘柄忘れた…)に印圧を掛けて刷った時に裏抜けして困ったことがありました。
(その時はオフセット用のインキを使っていたことも関係あるかもしれませんが)
私の知るなかに紙厚1mmの100%コットンペーパーはありませんので、220#(600GSM)への深押しを楽しみにしていたのですが、普段使っている1mm厚の亜鉛版ではレリーフ深度が不足気味です。
違う高さの金属版もありますが、メタルベースやローラー高との関係もありますので思案中です。
もちろん通常の印圧なら困ることはありません。
名刺用には少し厚いかな。
また、前回も書きましたが、はがきサイズで約10gになりますので私製ハガキとして使うと切手代がかさみます。(80円)
ウェディングやレストランなんかの小型グラフィックス向けですかね。
在庫限りでキャンペーンは終了しますので、ぴったりの用途がひらめいた方はお早めに。
お問い合わせはこちらからどうぞ
次回は手フート印刷機を使った活版ワークショップのご案内です。お楽しみに。
アートっぽいことなど
- 2010年08月23日(月)
 
- ひとりごと
こんにちは、しろです。今日は特殊紙印刷とは違うお話。
■京都国際マンガミュージアム、入館者100万人突破したらしいですねー。
海外の方も多くて、漫画好きの外国人と一緒にいくとすごい興奮してて怖いくらいです 笑
ここは、すきなだけ漫画が読める!しかも芝生に寝転びながらでもオッケー!というのを
よく言われてますが、個人的には紙芝居がおすすめです。(当然、漫画読めるも魅力なんですが)
昔ながらの紙芝居のおじさん、20歳こえてはじめて見ましたが、見てたら子供に戻ります。
すんごいパワフルで、めちゃくちゃ面白いです。しかも型抜きとか水あめなんかもある!!!!!
ワークショップとか特別展も、おもしろいんですよー
詳しくは→ http://www.kyotomm.jp/
■大学時代、京都の鴨川沿いにあるドイツ文化センターでドイツ語を習っていたのですが
そこが改修工事をして、「ゲーテ・インスティテュート・ヴィラ鴨川」に変わるそうです。
アーティスト レジデンスとして、ドイツから様々なアーティストを3ヶ月間招聘するとか。
正直なところ、かなり好きな場所だったので改修工事はさびしいのですが、
これからはまた面白い試みが増えそうで注目しています。
元々、ドイツ語書籍の図書室も併設されていたのですが、今後は蔵書のコンセプトが
以前よりも芸術関係にシフトするみたいなので、これもたのしみ。
しかもカフェができるらしいー!ドイツ菓子とか…ドイツ好きにはたまりません。
ビールとかアルコール類は…さすがにないかな……?
詳しくは、こちら→ http://www.goethe.de/ins/jp/kam/jaindex.htm
■フンデルト ヴァッサーの建物も平面作品(主に版画)も大好きなので、
ニュースなんかで「大阪の無駄遣い」の筆頭に挙げられる舞洲ゴミ処理場の映像を見ると
本当に悲しい気持ちになります。ヴァッサーの考えていることが全く伝わらないまま、
ただの奇抜な装飾のごみ処理場としか思われていない感じが切なすぎます。
もういっそのこと、ウィーンみたいに超まちなかに作ればよかったんじゃないの…
(いま開発中の大阪駅前とか!)
ヴァッサーは、木版画なんかだと日本の版画の職人さんと一緒に制作していることが多く、
「百水(フンデルトヴァッサーという名前の日本語訳)」という落款を押してます。
後は、刷りや版づくりの職人さんの落款も押されてて、
版画作品そのもの以外のところでも楽しめます。
ウィーンにはたくさん建物があって、ヴァッサーの美術館もあります。
しかも、壁から床までぜーんぶ曲線で出来ているんですよ。植物もいっぱい。窓もいっぱい。
かーなーり!!!おススメです。ウィーンに行く機会がある方はぜひ!!


