しろです。
その1に引き続き、色の掛け合わせはどんなふうに見えるのか?
その2では、紙による見え方の違いをご紹介します。
ちなみに元のデザインはこちら↓ 3色かけ合わせの部分を拡大してみます。
オフメタルLP・・・ラインが入っているので紙に凹凸がありますが、きれいに印刷できました。ただ、紙の模様が強いので、細い線は見えにくくなります。
きらびきP-190・・・きらきらパールの紙で、写真では見えにくいですが表面はすこしモコモコした凹凸があります。色はきれいに再現されますが、モコモコの凹凸があるので、ベタは多少ムラになりやすいです。きらきらした紙なので、下地の影響を受けて印刷面もパール感が出ます。
スタードリーム モーヴ・・・こちらもきらきらパールの紙で、きれいに印刷することができました。下地の影響を受け、印刷面もキラキラと輝きます。
スペシャリティーズNo.315・・・写真を見ていただければ分かるかと思いますが、鏡のような紙なのでかなり反射します。印刷自体に問題はないですが、紙を断裁する時や、裏面印刷するときなど、少しライン状の傷が入ってしまいます。(非常に細い線なので角度によっては見えません)
スペシャリティーズNo.701-N・・・ホログラムでキラッキラの紙です。これはもう紙の主張がかなり激しいので、細い線や文字は見づらいです。ただ、ホログラムのラメが透き通ったように印刷面に出てくるので、これはこれで、きれいで華やかな印象になります。
トレジャリー プラチナ・・・こちらもきらきらパールの高級感漂う紙です。マイクロエンボスが入っているので、インキはコート紙などの平滑な紙に比べると少し沈みがちですが、きれいに印刷できます。
みやぎぬ きぬ・・・布地のようなエンボスのある紙です。正直、今まで何とも思っていなかったのですが、この印刷をしてとたんにお気に入りの紙になりました。深いエンボスのところは白く抜けてしまうことがあるのですが、それが少しレトロな雰囲気に感じたり、ほんとに布にプリントしたように見えて可愛いです。
玉しき 白・・・シンプルな白い紙ですが、水玉模様がうっすらと入っている紙です。印刷面への影響は、イエローなどの薄い色ほど強く出ます。
いかがでしょうか?
紙によって、印刷面の見え方が変わるというのがお分かりいただけたのではないかと思います。
今後もいろいろな紙にいろいろなインキをのせる実験をご紹介していきますので、お楽しみに!
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