- 2011-10-04(火)
- ひとりごと
こんにちは。miyaです。
なかなか更新できておらず、すみませんでした。 活版ワークショップのレポートです。
7月16日(土)は、
〈神戸・カリグラフィー・フォーラム〉様主催の、貸切ワークショップでした。
午前の部6名、午後の部6名の、計12名のカリグラファーの方々の作品が、活版印刷で出来上がりました。 お気に入りの1枚を撮影させていただいたので、紹介していきます。
手描きの文字と、写真を組み合わせたデザインです。 同じ版で、色を変えて少しずらして二度刷りされたのですが、何とも言えない立体感が出ることが発見されました!! (文字部分がずれて影のようになっています)
右下に箔押しのワンポイントを入れました。用紙(トレジャリー_シャンパンゴールド)と、金色の箔の相性も良いです。
こちらは、手描きのきれいなデザインです。 印圧や紙によって、繊細な線の部分が太ったりするので、印刷に苦労されていました。 (0.3pt以下の細い線やヘアラインは製版時に出なかったり、版に出ていても条件により潰れたりします。)
同じ版で、色を変えてずらして印刷されました。昔の3D効果みたいでおもしろいです。
細かい文字が、サグラダファミリアを象っています。 手描きの画像データだったので、コントラストの調整が難しかったのですが、細かい文字などもきれいに印刷できていました。
事前に赤い部分を刷られたものを持ち込まれて、その上からスミ(黒)を少しずらして刷ったものと、白い紙にスミだけで刷ったものです。かなり印象が変わりますね。
線画のデザインです。
お持ち込みされた2つ折りのカードに印刷されたり、カードをギザギザハサミで加工したり、いろいろと楽しんでいただけました。
レインボー印刷で、花束のようなイメージに。
きれいに印刷されていました。初めは何かの象形文字かと思っていたのですが、よく見ると単語の文字が組み合わさって一つの形になっています!
こちらもレインボー印刷です。
インキ盤にインキを直接つけたり、ご自分でいろいろと実験されていました。
かわいいイメージです。
線のデザインは活版印刷と相性が良いです。
こちらはスパークル(ラメ入り)のバーコ加工です。
バーコをきれいにするコツは、インキの無い箇所に付いた余分な粉を丁寧に取り除くことです。
この日もたくさんの作品に出会えました。
すべてカリグラフィー作品だったのですが、
それぞれイメージが違ったり、こだわりがあったりしておもしろく、
いろいろと勉強させていただきました。
長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
次のレポートも、近いうちにアップして行きたいと思います。
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