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ファーストヴィンテージ
【印刷実験】最大23回の重ね刷りをやってみた
こんにちは。しろです。
気付けば随分と長い間実験ブログを書いてませんでした…すみません。
今日の実験は!
以前、「デザインのひきだし」で祖父江慎さんがされていた、印刷の重ね刷りの実験。
マネっこです。やってみたかったので!真似してすみません!
テストした特殊紙は
スタードリーム クリスタル
ファーストヴィンテージオーク
里紙 すみ/うすあい の4種類。
勢いで実験したので、スタードリーム以外の3種については10度刷りまでしかしていません。
画像クリックで拡大します。
1度刷り
1度刷りだと、紙の影響を受けてしまうので「まっしろ」にならず。
これはこれで柔らかい色合いで個人的には好きです。
3度刷り
かなり白くなってます。ふつうはこれで十分かと。
でも私はモリッとさせたい!
まだまだ勝負はこれからです。
5度刷り
なんかすごい濃くなってきています。
インキ部分は印刷ではなく、アクリル絵の具で塗ったみたいな質感。
そろそろ見当ズレも気になる感じです
7度刷り
すごく濃いです。まっしろです。
濃度的にはもう十分ですが、厚みはかろうじて・・・、というレベル。
だんだん紙が反ってきています。
10度刷り
なんだか汚れてくるし、紙はかなり反ってくるし
かなり刷りにくい!
スタードリームは、ちょっと膨らんでる感。
・・・とか書いてきましたが、あんまり分からんやん…と思ったあなたに!
色の濃度変化を分かりやすい里紙でご覧下さい。
並べてみたら、結構違いがわかる!かも。
白の濃度については、5回目からはあんまり変わらないですが
何度も重ねている分、文字が太ってきます。
見当ズレが出てきたりもします。
里紙の場合インキが沁み込みやすいので厚みはあまり出てきませんでした。
ここへきて、ファーストヴィンテージと里紙はだいぶ変形してしまったため戦線離脱。
(名刺サイズの紙で何度も同じ個所を刷っているので、厚みはあまりでなくても
ものすごく反ってきてしまって機械に通すことが難しくなりました。)
あとはスタードリームに望みをかけて、ひたすら重ね刷りにチャレンジ。
15度刷り
なんだかようやく「ぷっくり」感が出てきました。
こういうの期待してた!と思わずテンションも上がります。
もうちょっとお願いします!という気持ちを込めて、印刷は20度刷りへ…
20度刷り
かなりきてる!!!光に当たったらちゃんと影ができる!
文字部分を触るのも楽しいです。
しかし紙はかなり反っています。
23度刷り
印刷部分は紙厚が0.1㎜厚くなりました。
かなりの膨らみに満足!
でも紙が反りすぎて、戻そうと思ったらインキがひび割れてしまいました…
本当はもっと刷ってみたかったのですが、ここまで膨らんでしまうと
給紙の時に引っ掛かってしまう事が多くなり、危ないので23回でストップしました。
クワエなしで印刷したからこれが限度でしたが、クワエをつけて、
紙の余白をつけたらもう少しいけたのかも・・と思います。
ただここまで盛り上げると紙が反りすぎてたいへんなので、実用的ではないですが
2~3回の重ね刷りで濃度を出すというのはなかなか良い方法かもしれません
(単色機なので、見当ズレが起きてしまう可能性はありますが)
もしも、重ね刷りがしたい!という方がいましたら
紙の厚みやデータによってはできない場合もありますので、まずはご相談ください。
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ちなみに・・・
毎回同じ天地方向で印刷するのではなく、1回天地を反転させてみると、
色の重なりがおもしろいです。なんとなく不思議な表現に。
上は3度刷り
下は1度刷りです。
真ん中の重なっている部分だけ少し濃くなっています。
今回の実験はあまり実用的ではないので完全に自己満足的なところがありますが、
これからも色々な実験を通して印刷を楽しんでもらえたらと思います!
手ざわりのある特殊紙を比較してみる
fukuです。
年賀状印刷のご注文受付も残りあと10日となりました。
最終日の15日にご注文されると、発送が27日以降になります。
お手元に届くのが年末ギリギリになってしまいますので、ぜひご注文はお早めに。
今回も紙の質感から年賀状をご紹介します。
第2弾は「手ざわりのある紙」 。
見た目とともに、触れたときにも驚きのある特殊紙を使った年賀状です。
紙イメージは画像をクリックして、拡大してご覧ください。
デザインの詳細はタイトルのリンクをクリックしてくださいね。
フロッキー加工でスエードのようになめらかな触り心地の桃はだは、この時期の定番。
うさぎの毛並みを見た目からも手触りからも感じられます。
触るたびに毛の流れが変わり、紙とは思えない質感なので、受け取った方のオドロキも大きいでしょう。
織物のような風合いのエンボスのあるみやぎぬ。
ほかの紙と比べると、厚みが少し薄く感じますが繊細なエンボス模様が上品です。
[両面とも同様の色があります(エンボスは片面)]
温かみのある手ざわりの羊毛紙。
羊毛の繊維が漉き込まれた、ざっくりとした手ざわりで素朴な味わいがあります。紙の凹凸で印刷が少しムラになるのもとても味があります。
さざ波のようなぽこぽことしたやさしい手ざわりのマーメイド。
点線で切り取ると「しおり」として使える楽しい年賀状です。マーメイドは劣化・退色しにくい特徴があるので、年賀状として届いた後も長く楽しめます。
[両面とも同様の色があります]
わらのような繊維のざらざらとした手ざわりが素朴な風合いの新バフン紙。
しっかりとした厚みの270kgを使っているので、力強い筆文字とともに存在感があります。
和紙のような風合いの、素朴でぬくもりのある手ざわりの里紙。触れていると少し起毛しているように感じられ、色合いもやわらかな濃淡があり、優しい印象です。
[両面とも同様の色があります]
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グリーンインキってさわやかですよー!
こんにちは。しろです。
暑すぎるのでラムネバーを食べないと元気が出ない今日この頃です。
お盆休みは友達とカラオケ、スーパー銭湯など超インドアで過ごしました。
暑いと、どんな小さなことでも爽やかさをもとめてしまう…
そして、休み明け、出社して気付きました。
グリーンインキって、なんか爽やか!!!
今までどちらかというと陰に追いやられていた感があるんですが
青みのグリーンでスッキリした色、とても可愛いです。
ファーストヴィンテージ アッシュの場合
ナチュラル系の紙もキリッとしてかわいいです。紙の素材感とも合います。
羊毛紙の場合
もこもこの羊毛紙は、印刷の仕上がりも心もちふんわりしてます。
ハイボーンA ストリームMG の場合
ゴールド系の紙だと、インキも少し黄みを足したような色に。
リアクション アクア の場合
紙の色を青系にすると、いい感じに馴染んで爽やかなイメージになりますよ。
スタードリーム シルバー の場合
この紙の上にインキを乗せると、何とも言えない透明感が出て素敵な発色です。
すこし涼しげなグリーンで、スッキリした印象の名刺やショップカードなどを
作ってみてもいいかもしれないです。
グリーンインキだけでなく、白、金、銀、スミ以外のインキは隠ぺい力が低く、
パールやラメ感のある紙を使うとインキに透明感が出て、
さらに爽やかになりますよー!お試しあれ!
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