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印刷実験
同じ黒でも違う黒
こんにちは。しろです。
今日は久々の印刷実験です。
印刷するとき、その紙がきらきらしている場合、インキをのせても輝きが少し残ります。
そして、もともとの紙の色も影響を受けます。
スミインキは隠ぺい力が高いので、他に比べると見えにくくなりますが、
やはり紙が違うと見え方もかなり変わってきますので、ご紹介します。
使用用紙は人気の紙、スタードリームです。
上から、
ゴールド・アクアマリン・アンティークゴールド・チタン・ルビー・オパールです。
これにスミインキを同じ濃度でのせてみると、こうなります↓
画像だときらきら感は見えないと思いますが…若干きらめいてるんですほんとは!
それよりも見てほしいのが、同じ黒なのに、紙の色によって全然色味が違うというところ。
それぞれの紙の色味を帯びた、黒になっています。
ちなみにアンティークゴールドを拡大↓
すいません・・・ピンボケしてますね・・・撮影の修行にでます
というわけで今回はこのへんで!
みなさんも特殊紙とインキの組合わせ、楽しんで考えてみて下さいね!
モコモコ桃はだ応援団
一度触るとやみつきになる桃はだを拡大撮影してみました。
また、困ったことに爪で軽くこすっただけで剥がれてしまいました。
メーカーさんに聞いたり、加工条件を変えたりしてみましたが、残念ながら解決策はありませんでした。このように、用紙や印刷方式によって印刷適性や加工適性は異なりますので、事前にテストが必要となる場合があります。
オフセットに比べてインキ膜厚がある為だと思いますが、輪郭がシャープに出ています。
色の見え方・・・黄色に要注意!
こんにちは。しろです。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?って、GW明けに書こうと思っていたのに
気付いたらまた結構な時間が経っていました・・・駄目な自分
ちなみに私は京都でピクニックしてきました!!
鴨川から加茂川に変わる分岐点、出町柳の三角州は、かなりいいピクニックスポットですよ
今公開中の「鴨川ホルモー」の舞台だったり、「パッチギ」のケンカシーンの撮影場所だったり、
「くるり」のアルバムに映っていたり、何かと名所です。
川べりで子供や犬や時にはいい大人(私)がはしゃいでいます。
京都でまったりしたいときは、「鴨川等間隔の法則」でおなじみの三条、四条界隈よりは
観光客の少ない丸太町や出町柳がおすすめです◎
ところで今日のブログ。
濃い紙に、黄色をはじめとした、紙より薄い色を印刷するときの注意です!特に黄色!
例えば、こんな↓ものを濃い青の紙に、黄色で印刷するとします。
こんな仕上がりを想像していても・・・↓
実際の仕上がりだとこんな感じになります!↓
紙の影響で、はっきりと黄色には出ません。
本来の黄色+紙の色が、印刷後の色になります。実際の刷ったものを見てみると・・・
こんな感じです。紙の色によって、黄色い色の見え方が変わってきます。
ちなみに、左の画像は新バフン紙の各色
右の画像はファーストヴィンテージの各色です。
たとえばLKカラーの黒に黄色を刷ったりすると、「え・・・ニス引き?」っと思うかもしれないくらい、
黄色感がなくなります。
使い方によっては、不思議な色が表現できておもしろいのですが、
「絶対黄色!」って思っている時などは、紙の選定に気をつけてくださいね。
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