UV印刷+特殊紙×Your Design
同じ黒でも違う黒
こんにちは。しろです。
今日は久々の印刷実験です。
印刷するとき、その紙がきらきらしている場合、インキをのせても輝きが少し残ります。
そして、もともとの紙の色も影響を受けます。
スミインキは隠ぺい力が高いので、他に比べると見えにくくなりますが、
やはり紙が違うと見え方もかなり変わってきますので、ご紹介します。
使用用紙は人気の紙、スタードリームです。
上から、
ゴールド・アクアマリン・アンティークゴールド・チタン・ルビー・オパールです。
これにスミインキを同じ濃度でのせてみると、こうなります↓
画像だときらきら感は見えないと思いますが…若干きらめいてるんですほんとは!
それよりも見てほしいのが、同じ黒なのに、紙の色によって全然色味が違うというところ。
それぞれの紙の色味を帯びた、黒になっています。
ちなみにアンティークゴールドを拡大↓
すいません・・・ピンボケしてますね・・・撮影の修行にでます
というわけで今回はこのへんで!
みなさんも特殊紙とインキの組合わせ、楽しんで考えてみて下さいね!
UV印刷のお話⑤【UVランプ】
Yです。
ようやく関西地方も梅雨明けしました。これでようやく夏本番ですね。
週末は日本海にスノーケリングしに行く予定ですので、ホット安心しました。
さて、こちらはUV印刷のキモ、硬化乾燥ユニットです。
画像中心部の青い光がUVランプの光です。
紫外線って目に見えるの?と思った方はエライ!
紫外線は目で見ることはできませんが、UVランプからは紫外線のほかにも可視光線や赤外線が出ており、冷却装置が必要になる位の発熱もします。
ちなみに、UVランプの光は目に有害ですので、直接見てはいけません。
UV印刷ではUVランプ(水銀方式)の電力消費量、発熱をコントロールする空調などの電力消費量が課題となる訳ですが、2008年2月、リョービさんがLED(発光ダイオード)によるUV印刷システムを開発したとのニュースがありました。
リョービさんの発表によると、消費電力が70~80%削減でき、発熱も少なく、光源の寿命が15倍に伸び、瞬時に点灯・消灯できるそうです。
2008年5月、ドイツでの展示会(drupa2008)に参考出品され、その後小型機から大型機まで発売を開始されました。
専用インキが必要という制約はあるものの、うらやましい仕様です。
http://www.ryobi-group.co.jp/projects/printing/products/LED.html
三菱重工業さんも2009年6月30日から販売を開始されています。
http://www.mhi.co.jp/news/story/0906304829.html
また、LEDによるUVインクジェットプリンターも出始めており、注目しています。
LED方式の登場により、UV印刷は様々な用途で導入が拡がってくると思います。
夏期休業のお知らせ
- 2009年07月31日(金)
- 情報・ニュース
UV×Designをご覧いただき、ありがとうございます。
8月13日(木)から16日(日)までの4 日間は夏季休業とさせていただきます。
ご注文やお問い合わせ、お見積り依頼、サンプル請求などは、17日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
営業日カレンダーはこちらです。→https://uv.did.co.jp/calendar/